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冬に向けてエアコンのお話し

7月までエアコンなしで頑張っていたが、8月に入ってからはすっかりエアコン慣れしてしまいました。8月もあと少しでこの時間になると夜風も涼しく感じますが、湿度が高いので風がないと汗ばんできます。同じ室温でもエアコンをつけていると除湿してくれますので、直接風に当たらなくても快適ですが、扇風機で湿度の高い風を体に浴びたら、余計に疲れる感じがします。適温ならエアコンを利用した方が体にいいんじゃないかな。

冷夏だったおかげで市場にはエアコンがダブついていそうな気もするが、いやもう遅いかな。それでも特売品があればこの冬のために買っておくのもいいかもしれません。

灯油燃料のストーブよりエアコンの方がランニングコストは低い

と言っても、最近の省エネタイプのエアコンを使えばの話です。エアコンと言えば「電気代が高い」と思う人が多いと思いますが、エアコンの高効率化と原油の高騰で熱量の単純計算ではエアコンの方がランニングコストは安く付きます。しかし、落とし穴もあります

エアコンの効率とは、「冷暖房出力÷消費電力」で算出するCOP値を言います。最近のエアコンでは出力3KW/hクラスのものでもCOP6.0を上回るものもが販売されています。つまり出力3KW/hでも消費電力は500W/h(COP6.0の場合)で済む計算になります。足元へ据え置く電気ストーブより電気消費量は少ないです。1KWあたりの電気料金を24円とすると12円で3KWの熱量を得ることができます。灯油で3KW分の熱量を得るには約0.3リットル必要とします。仮に1200円/18Lとすると3KWの熱量を得るのに20円かかりますから、電気代の方が4割も安くなります。原油が高騰する前、と言っても今から2~3年前なんですが、600-700円/18Lなら灯油の方が安かったのですが、気が付けば逆転しています。

ところがどっこい、落とし穴もある

まず、古いエアコンや安いエアコンはCOP値が低い。エアコンってガスさえ抜けなければ相当長持ちしますので、10年以上は当たり前、中には20年以上のものを持っている人も多いでしょう。そういった古いタイプはCOP値が2.0程度しかありません。また、省エネタイプと呼ばれるものもCOP値が3.0-4.0程度です。この辺りは行政がCOP値の目標基準を設定して上げてきています。この目標基準値は定格出力によって違っていて、基本的に大出力のものは目標COP値が低くなってきます。私が4年前に買ったときは出力3KWでCOP6.0を上回るものはありませんでした。

暖房時外気温が低すぎると効率はガクッと落ちる。COP値の算出はあくまで定格での算出です。「消費電力500Wで3KWを出力する」と書くとエネルギー保存の法則から外れている気がしますが、正しく書けば「消費電力500Wで3KW分の熱量を移動する」と言うことになります。どこからどこへ移動するかと言うと、暖房時なら「屋外から室内へ」と言うことです。冷房はその逆。で、その外気が低すぎると奪いたい熱量が十分奪えず、出力も落ちてしまいます。消費電力も落ちますが、COP値もやっぱり下がります。「効率が若干落ちたし、あたたまらねぇ」って状態になるのですが、さらに困ったことに電気ヒータが内蔵されててそれで暖房熱量をカバーし始めます。つまり電気ストーブと同じでCOP値で表せば1.0です。エアコン本来の熱移動もありますので、だいたい定格COP6.0の製品でCOP3.0程度まで下がる勘定になります。COP3.0なら灯油の方がランニングコストが安くなる。

んじゃ、何度ぐらいから効率が悪くなるのかと言うと、実はよく知らない。が、たぶん外気温が5度になると冷媒の蒸発温度は-5度ぐらいになっていそうだし、そうなると室外機のコンデンサに霜が付いたりするから、そのあたりから段々と効率が落ちてきて外気温0度以下で先に挙げたような状況になるのではと思ってます。この辺りは機会があればメーカーかその手の問屋に聞こうかと思っている(がなかなか機会がない)。パンフレットに能力線図がありゃいいのだが。

おまけにエアコン暖房は体感的に暖かく感じにくい。各メーカーいろいろと工夫を凝らした製品が出ていますが、基本的に部屋全体を暖める感じだし、足元へ直接温風を吹き付けてくれるファンヒータや、照射するストーブから比べると物足りなさを感じますよね。うまく併用すればいいのですが、小型の石油ファンヒータでも3KW/hぐらいの能力があります。ほんと、足元へおく1KW/h程度の石油ファンヒータが出ないだろうか。一応小部屋モードがあり、出力制御+自動On/Offしてくれるファンヒータ(定格3KW/h)を使っていますが、足元に置くにはまだまだ出力も形も大きすぎる。

私の住んでいる地域は0度を下回ることがあまりなく、おまけにオール電化ではぴeプランなんで外気温が下がる(効率も落ちる)深夜は電気代も6.5円/1KWぐらいになるので、年々エアコンによる暖房の比重が上がってます。んでも、電気料金って1か月分まとめて来るので一瞬ギョッとするんですよね。

超省エネタイプのエアコンは価格も高いのでイニシャルコストも考慮しなければなりませんが、夏場も冷房として使いますし、COP値の低い古いエアコンをお使いの方や、昼間(外気温5度以上)でも自宅で暖房器具を必要とする方は一考の価値ありかと思います。責任は持てませんが...(^^;

Comments:2

kuriouji 2007-08-31 (Fri) 19:37

エアコンですか~
家にも茶の間に1台設置してあります。

しっかし、今年の夏(8月)は堪えましたね。
こちらではめったに使用しないのですが、今年は半月ほど使用いたしました。
お陰で体がダルイダルイww

ストーブに関してはファンヒーターもあるんですが、自分が座ってるデスクトップPCの横には昔ながらの
ストーブ(上にやかん乗せられるヤツねw)を使ってます。

これがまた加湿器にもなり、夜中のコーヒー作成にも重宝しまっす^^

rakko 2007-09-01 (Sat) 04:08

そうですねぇ。私も自室で使うものならやかんを乗せれるものがいいのですが、ファンヒータだと一応出力制御とかしてくれますんで、仕方なく使ってます。
昨冬も小さな石油ストーブがないか探したんだけど、やっぱりなかった。最低でも2KW/h~だったかな。今年はもうちょっと探してみよう。

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